英検準1級のライティングは、2024年度以降、要約と意見論述の2問になりました。この2つは同じ「英作文」に見えて、求められる作業がかなり違います。意見論述は自分の考えを筋道立てて広げる作業、要約は他人の文章から要点を選んで削る作業。片方の感覚でもう片方を書くと、どちらも中途半端になります。
この記事では、出題形式の整理から、意見論述の段落構成と理由の広げ方、要約で残す情報の見分け方、試験時間の配分、そして日々の練習の回し方までを一通り扱います。準1級Writingの方針を決めるための1本として読んでください。
英検準1級ライティングの出題形式(2024年度以降)
2024年度のリニューアル以降、準1級のライティングは要約と意見論述の2問構成です。一次試験はリーディングとライティングを合わせて90分、そのあとリスニングが約30分という流れになります。つまりWritingは、リーディングと同じ90分の枠を分け合うことになります。
Point
2問の基本仕様
- 意見論述:TOPICに対する立場を決め、理由を2つ挙げて120〜150語で書く
- 意見論述では4つのPOINTSが示され、そのうち2つを使うよう指示される
- 要約:提示された英文を60〜70語でまとめる
- 採点は内容・構成・語彙・文法の4観点。各問16点、2問で32点
1級との大きな違いはPOINTSの有無です。準1級では理由のヒントが4つ与えられ、そこから2つ選んで使うよう指示されます。ゼロから理由をひねり出す必要はない代わりに、選んだPOINTSを自分の言葉で展開できているかが見られます。POINTSの単語をそのまま貼り付けただけの答案では、内容の評価は伸びません。
Note
出題形式・語数・採点の詳細は変更される可能性があります。受験前には必ず公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
準1級ライティングで求められている力
「準1級なんだから難しい英語を書かないと」と考えると、たいてい遠回りになります。採点は内容・構成・語彙・文法の4観点で、語彙はそのうちの1つにすぎません。実際に点差がつきやすいのは、次の5つがそろっているかどうかです。
- 問いに正面から答えている(賛成か反対かを問われたら、まずどちらかを選ぶ)
- 立場が最後までぶれない
- 理由が「なぜそう言えるのか」まで説明されている
- 要約では、原文の要点だけが過不足なく残っている
- 語彙と文法が、意味を壊さない範囲で正確
どれも難しさではなく正確さの話です。準1級で伸び悩む答案の多くは、語彙が足りないのではなく、このどれかが抜けています。逆に言えば、単語帳を1冊増やすよりも、上の5つを1本ずつ潰していくほうが早く点になります。
意見論述と要約は、別の競技だと考える
同じライティングでも、この2問はやることが逆と言っていいほど違います。混同したまま練習すると、要約に自分の意見が混ざったり、意見論述が原文の言い換えのような薄い文章になったりします。まず違いを整理しておきます。
この問題の目的
意見論述
自分の立場を決め、それを支える理由を展開する
要約
原文の要点を選び、意味を変えずに短く再構成する
自分の意見
意見論述
必要。立場が不明確だと内容の評価が下がる
要約
入れない。原文にない主張や評価は加えない
情報の扱い方
意見論述
足していく作業。理由に説明と具体化を重ねて広げる
要約
削る作業。何を残すかを決めてから書き始める
語数
意見論述
120〜150語
要約
60〜70語
つまずきやすい点
意見論述
理由が一文で終わり、そこから広げられない
要約
具体例を残しすぎる/原文の文をそのまま写す
練習するときも、この2つは別メニューとして扱ってください。同じ日に両方書くのは構いませんが、「Writingを1本やった」ではなく「意見論述を1本、要約を1本」と数えるほうが、どちらで詰まっているかがはっきりします。
意見論述の基本構成
120〜150語という枠は、思っているより狭いです。日本語の感覚で書き始めると、Introductionだけで40語を超えることがあります。先に配分を決めておくと、この事故は防げます。
- Introduction20〜30語
TOPICに対する立場を明言する。長い前置きは置かない。
- Body 140〜50語
選んだPOINTSの1つ目を軸に、理由とその説明を書く。
- Body 240〜50語
2つ目のPOINTS。Body 1とは別の角度から選ぶ。
- Conclusion15〜25語
立場を別の言い方で述べ直し、2つの理由を短くまとめる。
理由は2つです。1つあたりに使える語数が45語前後あるので、準1級では「理由を思いつくこと」より「1つの理由を説明し切ること」のほうが重要になります。理由を3つ4つと並べると、かえって1つずつが痩せて内容の評価が下がります。
Point
各段落で何を書くのか
- Introduction:立場の表明(必要なら、これから話す方向を一言添える)
- Body:理由 → なぜそう言えるのか → その結果どうなるのか → 具体的な場面
- Conclusion:立場の再確認 → 2つの理由を別の語でまとめる
Introductionの書き方
Introductionの仕事は、立場をはっきりさせることだけです。120〜150語の枠では、それ以外に使える語数はほとんどありません。ここでは例として、Companies should allow their employees to work from home. というTOPICで考えてみます。
避けたい書き出し
These days, the way people work is changing a lot, and there are many opinions about working from home. Some people agree with it, but other people do not agree with it. In this essay, I will write about this topic.
3文・約45語を使って、自分の立場を一度も述べていません。この時点で全体の3分の1近くを消費してしまい、Bodyの説明を削らざるを得なくなります。
こう考える
I agree that companies should allow their employees to work from home. It benefits both the workers themselves and the companies that employ them.
2文・約25語。1文目で立場が確定し、2文目でこれから話す方向(働く側と企業側)を示しています。前置きは要りません。
テンプレートを覚えること自体は否定しません。構成に迷わない分、内容を考える時間が増えます。ただ、暗記した長い言い回しを無理に入れると語数を圧迫します。準1級で持っておくべき型は、「立場を1文で言い切る形」だけで十分です。
Body Paragraphの作り方
準1級でいちばん多いつまずきが「理由は思いついたのに、それ以上書けない」です。原因はほぼ一つで、理由を1文で言い切って止まってしまうこと。理由は文ではなく、4手の流れだと考えると続きます。
理由 → なぜそう言えるのか → その結果どうなるのか → 具体的な場面
- 理由
First, working from home saves a great deal of time.
- なぜそう言えるのか
Many employees spend hours commuting every day.
- その結果どうなるのか
Without this commute, they can rest or focus better on their jobs.
- 具体的な場面
For example, parents can use the saved time to care for their children.
難しい単語は使っていません。それでも、主張がどこから来て、誰にどう影響するのかが読み取れます。準1級のBodyに必要なのは語彙の難しさではなく、この4手が途切れないことです。
抜けやすいのは3手目です。「時間が節約できる」で終えると、採点者から見れば理由の言い換えでしかありません。節約された時間がどこへ行くのか、誰が何をできるようになるのか。この1文があるだけで内容の評価は変わります。
POINTSは、そのまま置かずに展開する
与えられたPOINTSは、あくまで理由の見出しです。たとえばCostという語がPOINTSにあったとして、Bodyに Cost is important. と書いても中身がありません。誰にとってのコストなのか、それが下がると何が変わるのか。POINTSは出発点であって、答案にそのまま置く材料ではないと考えてください。
2つのBodyは、なるべく離れた角度から選びます。両方とも企業の利益の話になると、読み手には同じ理由を2回言ったように見えます。POINTSが4つ示されているのは選択肢が多いということなので、書きやすさだけでなく「もう1つと重ならないか」で選ぶと安全です。
理由が思いつかないときの考え方
理由は思いつくものではなく、視点を切り替えて取り出すものです。POINTSが与えられている準1級でも、そのPOINTSをどの立場から語るかを決められないと手が止まります。次の4つを順に当ててみてください。
- 個人にとってどうか(時間、健康、お金、選べる自由)
- 企業や組織にとってどうか(コスト、生産性、人材の確保)
- 社会や環境にとってどうか(交通、地域、資源)
- 長い目で見るとどうか(将来への影響、続けられるかどうか)
4つのうち、2文以上書けそうなものを2つ選びます。正しそうな順ではなく、書けそうな順で選ぶのがコツです。もっとも説得力があると思う理由でも、説明が続かなければ本番では使えません。
それでも出てこないときは、反対の立場から考えると早いことがあります。「在宅勤務に反対する人は何を心配するだろう」と考えると、その裏返しがそのまま自分の理由になります。
Conclusionの書き方
Conclusionでやってはいけないのは、Introductionをそのまま貼り直すことです。同じ語をもう一度使うと、語彙の評価にも構成の評価にも響きます。やることは2つだけ。立場を別の言い方で述べ直すことと、2つの理由を短くまとめることです。
- 立場の再確認
For these reasons, I believe that remote work should be an option in most companies.
- 2つの理由を別の語でまとめる
It gives employees back their time and helps firms keep the people they have trained.
saves time を gives employees back their time のように言い換えています。新しい理由をここで持ち出す必要はありません。
語数が足りなくなるとConclusionを削りたくなりますが、結論が急に終わる答案は構成の評価を落とします。1文でもいいので必ず置いてください。Body 2を書いている時点で、残り語数を見ておくのが現実的な対策です。
要約でまず最初にすること
要約でいちばん多い失敗は、英文を読み終えてすぐに書き始めることです。使えるのは60〜70語しかないので、書きながら考えると語数を超えやすくなります。最初にやるのは、原文の設計図をつかむことです。
準1級の要約で出される英文は、段落ごとに役割が分かれていることが多くあります。読みながら、段落ごとに一言でメモを取ってください。英語である必要はありません。次のような問いを当てながら読むと拾いやすくなります。
- この文章は、そもそも何についての話か
- 良い点・利点として挙げられているのは何か
- 問題点・懸念として挙げられているのは何か
- 何が原因で、その結果どうなったと書かれているか
- 誰の主張で、それに対する反応は書かれているか
全部埋める必要はありません。3つほどメモが取れれば、そのまま要約の骨組みになります。段落ごとの要点を1文ずつつないでいくと、60〜70語という枠にわりときれいに収まります。
残す情報と、削れる情報の見分け方
60〜70語は、英文にして3〜4文です。原文の情報を全部は入れられないので、何を残すかを決めることが要約作業の本体になります。判断の目安を挙げます。
残す:文章全体の主題
何についての話かが分からない要約は、それだけで内容の評価を落とします。最初の1文で示します。
残す:主な理由・利点・問題点
原文が複数の側面を挙げているなら、その対立や並列の構造ごと残します。片側だけ残すと原文の趣旨が変わります。
残す:重要な因果関係
AだからBが起きた、という流れは要約の骨組みです。理由を削って結果だけ残すと、意味が通らなくなります。
削りやすい:細かい具体例
主張を支えるための例示は、主張そのものが残っていれば落としても意味は保てます。
削りやすい:同じ内容の言い換え
原文が同じことを別の表現で繰り返している箇所は、1回にまとめられます。
削りやすい:細かい数字や固有名詞
傾向を示すための数値であれば、「増えている」といった表現にまとめられることがあります。
Note
ここに挙げたのはあくまで目安です。数字そのものが文章の主題になっている場合など、削ると意味が通らなくなることもあります。最後は「この一文がなくても、原文の言いたいことは伝わるか」で判断してください。
要約の言い換えは、どこまで必要か
「原文の表現をそのまま使ってはいけない」と聞いて、辞書を引きながら片っ端から類義語に置き換える人がいます。これはおすすめしません。無理な置換は意味をずらしますし、語の組み合わせが不自然になって文法や語彙の評価を下げることもあります。
目指すのは全単語の置き換えではなく、原文の文構造をなぞらないことです。次のような操作をすると、結果として表現は自然に変わります。
- 複数の例を、上位の言葉でひとまとめにする(cars, buses and trains → different forms of transport)
- 名詞のかたまりを文にほどく、または逆に短く縮める
- 原文の2〜3文を、因果関係でつないで1文にする
一方で、その分野の中心になる語(技術的な用語や、置き換えると意味が変わる語)は無理に変えないほうが安全です。言い換えは目的ではなく、短くまとめた結果として起きるもの。この順序で考えると判断を誤りません。
Writing全体の時間配分をどう決めるか
一次試験はリーディングとライティングで90分。この90分をどう割るかに唯一の正解はなく、読解の速度によって適切な配分は変わります。ただ、決めずに本番へ行くと、たいていリーディングに使いすぎて要約が空欄になります。決め方の手順だけ示します。
- 1
工程を4つに分けて、自分の弱点を特定する
問題を読む/構成をメモする/書く/見直す。この4つのうち、どこで時間を落としているかを把握します。書く時間が足りないのではなく、構成に迷っている時間が長いケースが多くあります。
- 2
2問の配分を先に決めておく
意見論述と要約のどちらに多く使うかを決めます。語数は意見論述のほうが多いですが、要約は「何を残すか」を考える時間が要ります。得意・不得意に合わせて構いません。
- 3
練習では必ず時計を見て書く
時間を測らない練習は、時間配分の練習にはなりません。1本ごとに、どの工程に何分かかったかをメモしておくと、自分に合った配分が見えてきます。
- 4
見直しの時間だけは固定で確保する
最後の数分は必ず見直しに残します。三単現のs、冠詞、時制、単複。落とすのはたいてい、知らない文法ではなく知っている文法です。
もうひとつ、見落とされがちな事実があります。Writingの時間が足りない原因が、リーディングの処理速度にあることは珍しくありません。90分を分け合う以上、読解が速くなればそのままWritingの持ち時間が増えます。Writingだけ練習しても時間が足りないという人は、一度そちらを疑ってみてください。
準1級Writingで意識したいポイント
立場を途中で変えない
譲歩を入れるなら1文まで。必ず自分の立場に戻してからBodyを続けます。
2つのBodyは違う角度から
個人・企業・社会・長期。離れた2つを選ぶことで、内容の重複を防ぎやすくなります。
語数調整を最後だけに頼らない
書き終えてから削ると、真っ先に削れるのは説明の部分です。書く前の配分で調整します。
難単語より、正確な英文
意味が少しずれた語や使い慣れない構文は減点になり得ます。確実に書ける形で正確に書くほうが安全です。
POINTSは展開の材料として使う
指定された2つを使いながら、その語をそのまま並べるのではなく、自分の言葉で説明します。
よくある失敗と、その直し方
問いに正面から答えていない
TOPICが「企業は在宅勤務を認めるべきか」なのに、在宅勤務の利点と欠点を並べて終わる答案です。公平な記述に見えて、内容の評価は下がります。直し方は単純で、1文目に自分の立場を置くこと。書き出しが決まれば、残りは自然にその立場を支える方向へ向かいます。
理由が浅い、または2つが同じ内容になっている
「便利だから」「効率が上がるから」のように、言い換えただけの理由が2つ並ぶパターンです。読み手には1つの理由を2回言っているように見えます。書く前に日本語で2つメモし、「これは同じ角度か」と一度確認してください。短時間の確認でも重複を防ぎやすくなります。
Introductionが長く、Bodyが痩せる
前置きに40語使うと、Bodyに残るのは80語ほど。理由2つを説明し切るには足りません。結果として、どちらの理由も1文で終わる薄い答案になります。導入は2文まで、と先に決めておくのが手っ取り早い対策です。
結論が突然終わる
語数が尽きてConclusionなしで終わる答案は、構成の評価を落とします。書く前に「最後の1文はConclusionに使う」と決めておき、Body 2の途中で残り語数を確認する癖をつけてください。
要約に具体例を残しすぎる
原文の例をそのまま入れると、それだけで20語以上使ってしまいます。例は主張を支えるための装置なので、主張が残っていれば落として構いません。逆に、例だけ残って主張が消えている要約は、要約として成立しません。
要約に自分の意見が入っている
最後に This is a good idea. のような評価を足してしまうパターンです。原文にその評価が書かれていない限り、加点にはなりません。要約は、原文の著者が言ったことだけで組み立てます。
無理な言い換えで意味が変わる
類義語辞典から拾った語が文脈に合わず、原文と違う意味になってしまうケースです。自信のない語に置き換えるくらいなら、文の構造を変えて短くまとめるほうが安全です。
書いたあと、見直していない
準1級で失点しやすいのは、難しい文法ではなく基本的なミスです。書き終えた直後は自分の文章が正しく見えるので、一度別の問題に目を移してから読み返すと、抜けに気づきやすくなります。
効果的な勉強法(5ステップ)
準1級のライティングは、書いた本数ではなく直した回数で伸びます。模範解答を読むだけでは自分の癖は見つかりません。次の5ステップを1セットとして回してください。
- 1
問題を読んで、構成だけ作る(5分)
英語で書き始めない。意見論述なら立場と2つの理由を日本語でメモするところまで。要約なら段落ごとの要点を一言ずつ書き出すところまで。この工程だけを繰り返す練習も有効です。
- 2
時間を測って書く
本番と同じ条件で、辞書は使わずに。知らない語に出会ったら、知っている語で言い換える。この言い換えの練習が、そのまま本番の語彙対策になります。
- 3
採点・添削して、弱点を観点別に確認する
「なんとなく良くない」で終わらせず、内容・構成・語彙・文法のどれで落ちたのかを特定します。ここを飛ばすと、次も同じ失点を繰り返します。
- 4
改善例と自分の答案を並べて比べる
読むだけでは足りません。自分の答案のどの一文が、改善例のどの一文に対応しているかを見比べると、抜けている工程がはっきりします。
- 5
同じ弱点を意識して、別の問題を書く
たとえば「3手目の説明が抜ける」と分かったら、次の1本はそこだけを意識して書きます。全部を一度に直そうとしないほうが、結果的に早く直ります。
週に何本という目標より、1本をSTEP 5まで通すことを優先してください。STEP 3で止まっている限り、本数を増やしても同じところで失点し続けます。
まとめ
準1級のライティングは、性質の違う2問を90分の中で処理する試験です。意見論述では立場を先に決めて、理由を4手で広げる。要約では書く前に残す情報を決めてしまう。この2つの方針が固まっていれば、あとは練習量の問題になります。
次に書く1本は、新しい問題でなくて構いません。前回の答案を、受けた指摘を踏まえて書き直すところから始めるのがいちばん効きます。
Note
本記事は学習方法をまとめたものであり、合格を保証するものではありません。出題形式・採点基準の最新情報は日本英語検定協会の公式サイトをご確認ください。「英検」は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
参考資料
よくある質問
- 英検準1級のライティングは何語書けばいいですか?
- 意見論述は120〜150語が目安です。英文要約は60〜70語で書きます。意見論述で語数が足りない場合は、導入が長すぎないか、理由の説明が1文で終わっていないかを確認してください。
- POINTSは必ず使わないといけませんか?
- 意見論述では、示された4つのPOINTSのうち2つを使うよう指示されます。ただし、POINTSの語をそのまま並べただけでは内容の評価は伸びません。誰にとってどう影響するのかまで、自分の言葉で説明してください。
- 理由は2つで足りますか?3つ書いたほうがいいですか?
- 準1級では理由2つで立場を支えます。120〜150語という枠のなかで3つ4つと並べると、1つあたりの説明が薄くなり、かえって内容の評価が下がります。2つを深く書くほうが有利です。
- 要約に自分の意見を書いてもいいですか?
- 基本的に不要です。要約は原文の要点を短く再構成する問題なので、原文に書かれていない評価や主張を加えると、内容の評価に影響します。
- 時間内に書き終わりません。どうすればいいですか?
- 書くスピードではなく、構成を決める工程で止まっていることが多くあります。問題を読む/構成をメモする/書く/見直すの4工程に分けて、どこに時間がかかっているかを1本ごとに記録してみてください。読解に時間を使いすぎている場合は、リーディングの速度を上げることがそのままWriting対策になります。